18年間のファーマコビジランス (PV)及び16年間のクオリティマネジメント (QM) の経験を有する。
PVではArgusやパーシヴ等の安全性システムに精通し、多数のプロジェクトのリードの経験があり、 QMではQMS事務局のリードとしてISO規格に従ったQMS運営を歴任したほか、主任内部監査員としての実績も有する。
社員インタビュー
・2022年 入社
・コンサルティング事業部 アソシエイトディレクター
Q. 現在の仕事内容を教えてください。
A. コンサルタント事業本部でアソシエイトディレクターをしています。
CRO事業とは、市販後の薬のデータを分析・解析し、PMDA(医薬品医療機器総合機構)に報告する業務なのですが、私は医薬品の治験と市販後の安全性に関する業務を担当しています。
Q. 具体的にどういった業務なのでしょうか。
A. 薬を安全に患者さんへ使用されるために顧客の安全性業務をサポートするコンサルティングです。薬は治験などで安全性を確認し、その後、厚労省の承認を経て市販されます。しかし市販後に薬を使用する人が増えれば、治験では発生しなかった副作用が出ることもある。その際に「これは薬に関連する症状なのか」「どういった対策を取ればよいか」等を新たに調査し、方針を提案します。そういった薬の安全性業務に必要な活動を提案、サポートを担うコンサル業になります。
Q. セブントゥワンに入社した経緯を教えてください。
A. 前職では、製薬会社のPV業務(安全性情報担当)に18年ほど従事していました。この業務の最終目的は、多くの患者さんに安全な薬を安心して使ってもらうことです。企業の一員として働いてきたのですが、長年培った自分の知識や経験を、自社だけでなくもっと広く還元したいと思うようになりました。そのためにはコンサル業に転じて、仕組み作りから広げていきたいと考えました。セブントゥワンは代表がコンサル業の経験もあり、自分の希望通りの働きができると感じて入社を決意しました。
Q. 業務の中で意識していることや、気を付けていることはありますか?
A. お客さまのご意見、お考えは尊重しながら、自分の意見をしっかり持って対応することです。業務改善というと、やはり「コストを減らしたい」とおっしゃるお客さまがいますが、そのせいで品質コストが保てなければ患者さんのためにはなりません。お客さまの希望も最大限考慮しながら、無駄ではない業務は縮小できないことを説明して理解してもらう。そこはコンサルの難しいところでもありますが、やりがいを感じるところでもあります。
Q. 後輩や部下の方も多いかと思いますが、マネジメントはどうされていますか?
A. どういったポテンシャルがあるか、伸びる部分を見つけてあげたいと思っています。そのためには真面目な話ばかりではなく、雑談が大切ですね。雑談によってその人なりを知り、信頼関係を生んでいくのだと思います。まあ、私は雑談しかしていないのかもしれません。本人が「苦手だ」と言う業務も、思い込んでいるだけで意外とやり方さえ知れば得意になったり、逆に「苦手」なものを頑張って無理してやっていることもありますね。得意なものは伸ばし、苦手なものは人に任せるようになってくれればいいですね。
あとは自分も考えや価値観が固まらないように、気になることはメモを取って見返すようにしています。歳を取ると自分の常識を変えられないことが多いと思うのですが、自分はそうならないよう努力したいと思っています。
Q. 今後の展望を聞かせてください!
A. 部署の人数を増やして、仕事もどんどん広げていきたいです。あとは薬の安全性についての研修を、社内全体で実施する企画も上がっています。これまでは業務に直結した部下に対してのみ行っていたので、そういった全体の取り組みにも参画していきたいです。
Q. 最後に、セブントゥワンに入社を検討している方に向けてメッセージをお願いします!
A. 仕事はやっぱり楽しくやりたいので、ファミリーみたいな部署にしたいと思っています。どんな仕事がしたいかみんなで話し合って、みんなで悩んで、共有しながら進んでいきたいです。会社って同じメンバーが長い時間を過ごすことになるので、心理的に安全な環境を整えたい。同じ気持ちで共に頑張ってくれる仲間が増えると、大変嬉しいです。
K.K.さん、インタビューのご協力ありがとうございました!